産業・経済
2018年8月8日(水)8:57
月間搭乗率は60・9%/ANA福岡直行便
6月から期間運航
全日空(ANA)はこのほど、6月の輸送実績を発表した。6月1日から期間限定での運航をスタートさせた福岡-宮古直行便は、提供座席数7560席に対し旅客数は4605人で、搭乗率は60・9%だった。
ANAの福岡-宮古直行便の運航は1998年10月以来の約20年ぶり。便数は1日1往復2便で、発着時間は往路が午前10時5分福岡発、正午宮古着。復路は午後0時45分宮古発、同2時45分福岡着。使用機材はボーイング737-500で、座席数は126席。
ANAは昨年6月17日から10月28日まで、中部(名古屋)-宮古直行便の期間限定運航を実施。その実績を踏まえて同路線は今年3月25日から通年運航となっていることから、福岡-宮古直行便も通年運航となることに観光関係者らから期待が寄せられている。
6月1カ月の宮古発着のそのほかの路線の搭乗率は、羽田-宮古線が89・5%、関西-宮古線は85・6%、中部-宮古線は60・2%、那覇-宮古線は76・8%だった。