産業・経済
2018年8月9日(木)8:56
ウブシュなど400㌔水揚げ
伝統の追い込み漁/狩俣地区
狩俣地区の友利組(友利哲雄代表)が5日、伝統漁法の追い込み漁でウブシュ(和名スマ、サバ科)やイラウツ(同ブダイ類)など400㌔以上を漁獲した。狩俣漁港では、大漁で水揚げされた新鮮な魚を求めて多くの人でにぎわった。
友利代表ら8人は漁船2隻に分乗。この日の午前6時半ごろ、同漁港を出港。宮古島の北方に広がる日本最大級のサンゴ礁群、八重干瀬で追い込み漁を展開した。大漁に恵まれ、午後2時前に戻ってきた。
同漁港には西原地区からの買い物客らが訪れていた。お目当ての魚を買い物袋いっぱいに買い込んで喜んでいた。
友利代表は「大漁は水揚げ量が400㌔以上の時だ。きょうは大漁だ」と満面の笑みで語った。
追い込み漁に参加した池間勉さんは「大漁でうれしい」と感無量の表情で話した。
追い込み漁は11月まで続く。同漁港には正午前後に戻り、魚類を販売。宮古島漁協の魚市場にも上場している。