JA葬祭場が着工/来年5月に供用開始
JAおきなわ宮古地区本部北側の敷地に建設されるJAの葬祭場「JA虹のホールみやこ」が13日、着工した。建設地で地鎮祭が執り行われ、JAや建設業者の代表らが出席して工事の安全を祈願した。来年5月にも供用を開始する。
JA葬祭場の建設は県内3例目になる。地上1階建てのホール棟と家族室棟を建てる。敷地は6106平方㍍で、建築面積はホール棟732平方㍍、家族室棟106平方㍍。工事は建築を尚輪興建、空調工事は沖縄協同ガスが請け負う。
地鎮祭では、施主JAおきなわの大城勉代表理事理事長をはじめ、JAおきなわ宮古地区本部の下地保造本部長、尚輪興建の下地喜広社長がくわ入れの儀を行い、葬祭場の着工を告げて工事の安全を祈願した。
大城理事長は「これまで農家、組合員が利用できるホールがなかった」と現状を指摘した。その上で「ホールの新築で利用者のニーズに対応できる。農家、組合員、利用者の期待に応えていきたい」と述べた。
神事後の直会では、施主や施工業者があいさつをして工事期間中の無事故無災害を祈願した。また、乾杯や和やかな懇談を通してJA葬祭場の着工を祝った。