社会・全般
2018年8月16日(木)8:56
県警逮捕術大会で優勝/宮古島署の金城麻美さん
県警察逮捕術大会が10日、県立武道館のアリーナ棟で行われた。県警本部の各所属と、各警察署から代表17人が出場。トーナメントで争われた結果、女子個人戦で宮古島署(前花勝彦署長)の地域課に勤務する金城麻美巡査(22)が優勝した。
金城さんは「実際の現場では相手が酔っ払いだったり、精神疾患があるような人だと、何をするか分からない。どのような状況でも逮捕術の訓練をやっていれば、体が覚えて瞬時に反応し、フォローできる自信は付く」と話した。
「大切なのは、犯人との『間』のとり方。自分の『間』をとり、自分のペースで、相手を制圧するところが難しい」とも語った。
金城さんは南風原町出身。柔道初段。
逮捕術は柔道、剣道、空手、合気道など内外古今の格闘技、護身術を参考にして、警察官の職務執行に適合するように考案された「総合武術」。容疑者らの制圧逮捕の技術向上を図るために競技化したのが「逮捕術試合」。