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政治・行政
2018年8月22日(水)8:58

プール施設が解体か貸与へ/佐良浜スポーツセ

市教委、定例会で方針確認


今後は解体か貸与となるプール施設。以前は子供たちの歓声が響いていた(写真は09年のプール開きの様子)

今後は解体か貸与となるプール施設。以前は子供たちの歓声が響いていた(写真は09年のプール開きの様子)

 市教育委員会(宮國博教育長)は21日行われた第5回定例会で、佐良浜スポーツセンターのプール施設について協議し、同委員会の財産から外すために関係条例を廃止すること確認した。今後、条例廃止案が市議会で可決されれば、解体されるか現状のまま借用申請者に「無償」か「有償」で貸与するかが検討される。また、同センターの広場部分については従前通りに利用できるとしている。

 同施設は、鉄筋コンクリート造りで建築面積は382・160平方㍍。敷地面積は2800平方㍍。

 建設費は、ふるさと創生資金が充当されて1億3765万円。1990年10月に供用開始となっている。

 プール施設は、地域住民の交流、健康増進の場として活用されてきたが経年劣化や1日の利用者平均6人と減少したことに伴い、2015年から使用休止となっている。

 プールの再整備には多額の費用を要することから、今後の施設のあり方については廃止か解体のほか、住民福祉の向上や地域活性化に資する事業者への貸与等の検討が必要となっていた。

 これまで、なまこの養殖や釣り堀としての活用のほか、ダイビングショップのシャワー施設として利用したいなどの問い合わせがあるという。

 今回の方針決定に基づく条例の廃止案は、12月か来年3月の市議会定例会に提案される予定となっている。


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