スポーツ
2018年8月23日(木)8:57
宮古出身の佐渡山11位/重量挙げ
アジア大会日本代表選手
第18回アジア大会2018は21日、インドネシアのジャカルタで重量挙げの女子53キロ級を行い、宮古島市出身で日本代表の佐渡山彩奈(いちご)はトータル166キロで11位だった。優勝は207キロを挙げたフィリピンのヒディリン・ディアス。同じ日本代表の八木かなえは190キロで7位。
佐渡山の記録はスナッチ75キロ、ジャーク91キロ。けがの影響で自己記録を大きく下回る結果に終わった。
佐渡山は5月の全日本選手権後に腰を痛めるなど万全の状態ではなかった。アジア大会に合わせて調整を続けてきたが、練習量の不足が大きく響き、結果にそのまま表れた形だ。
ただ、宮古島市出身者として初めてアジア大会に出場した経験は大きい。5月の全日本選手権では186キロを挙げ、八木に次いで2位に入賞しており、2020年に開催される東京五輪出場も射程圏内にある。