待ちどおしい新図書館
親子で工事現場を見学/市未来創造セ
建設中の市未来創造センターで22日、親子を対象にした見学会(主催・市立平良図書館)が行われた。子供たちに新しい図書館への興味を高めてもらうことが目的。参加者は、作業時間帯前に現場へ入り、建設中の建物や大型クレーンなどを間近で見学した。同施設は図書館と公民館の複合施設で、2019年7月に供用開始予定。
設計を担当した事業所の職員が、一般開架や子ども開架、ヤングアダルト学習コーナーなど施設の概要を紹介。公民館スペースに整備される多目的ホールやスタジオ、調理室、和室などについては完成予想イメージの映像を使って説明した。
また、建築を請け負っている事業所の職員は17年5月に着工し、現在の工事進捗(しんちょく)率は約55%で、19年3月までが工期であることや、工事で使用されている大型クレーンは、沖縄本島からフェリーで運んだことを紹介した。
説明を聞いた参加者たちは工事現場を歩いて見学したほか、大型クレーンをバックに記念撮影した。
友利心海さん(平良第一小3年)は「クレーンが大きくてすごいと思った。できるのが楽しみ。早く利用したい」と語った。