教育・文化
2018年8月27日(月)8:55
家族の無病息災祈願/手合わせ先祖見送る
旧盆送り日
旧盆最終日の25日は、先祖の霊を後世に送り出す「送り日」。各家々には親族らが集まり、先祖を見送りながら、向こう一年の親族らの無病息災を願った。
送り日は、旧盆初日に迎えた先祖を盛大にもてなし、後世に送る行事。仏壇には酒や果物などごちそうを供える。夜になると、庭先や道端で手を合わせて先祖の霊を見送る姿が宮古各地で見られた。
上野宮国の宮國朝雄さん宅には親戚らが集まり、先祖の霊を見送った。朝雄さんの妻アイ子さんは「(旧暦の)七夕からごちそうを用意して迎えた。来年また来てください。向こう1年間、家族が健康で過ごせるようにお願いします」と手を合わせた。
宮國さんらは午後7時30分すぎから、家の前に仏壇に供えたごちそうを並べ、家族が手を合わせて先祖を見送った。