4億7000万円の補正提案へ/市議会9月定例会
下地庁舎改修費など計上
宮古島市議会(佐久本洋介議長)の全員協議会が27日、市役所平良庁舎で開かれ、市当局が市議会9月定例会に提出する議案の説明を行った。4億7110万円を追加する2018年度一般会計補正予算案には、サテライトオフィスを誘致する市役所下地庁舎の改修等に6200万円、地下ダム関連機器の取り換え費用に1億3000万円などが盛り込まれている。定例会は30日に開会する。
当局が提出した議案は予算関係7件、条例制定案2件、条例の一部改正案5件など。請負工事契約や財産の取得、字区域の変更、損害賠償額の決定などを含めて計24件となる。2017年度一般会計歳入歳出決算などの認定案件は10件。
18年度一般会計補正予算案は、歳入歳出に4億7110万円を追加し、総額を382億1164万円とする案。サテライトオフィスの誘致及び地下ダム関連の費用のほか、伊良部地区小中一貫校整備事業に4600万円、台風8号災害復旧工事(広域情報センター付帯施設)に6400万円などが計上されている。
条例関係では、市空港東地区計画区域内における建築物の制限、未来創造センターの設置に関する条例の制定案が提出された。
市海業センターの取水管敷設工事(2工区)請負契約や川満漁港遊歩道の管理瑕疵(かし)に伴う損害賠償額に関する案件も提案されている。平良西里の都市公園(根間公園)区域の決定についても審議する。