生きた英語を授業に/市教委
ALT7人に委嘱状
市教育委員会は30日、外国語指導助手(ALT)7人(継続4人、新規3人)に委嘱状を交付した。各小、中学校に配置され、日本人教員を補助しながら児童生徒たちに聞く、話すを重視した英語力を高める。カナダ人1人、アメリカ人6人で任期は1年。
市役所城辺庁舎で行われた交付式で、宮國博教育長は「子どもたちに英語で話しかけて、英語で答えさせてほしい。生きた英語力を養うための環境をつくってほしい」と呼び掛けた。
指導助手一人一人が自己紹介した上で「英語の楽しさを子どもたちに教えたい」「初めての日本での生活を宮古でスタートできた。周囲は優しい人ばかり。子どもたちに会えるのが楽しみ」などと流ちょうな日本語で抱負を語った。
2020年から小学校高学年での英語授業が必修となる。その準備期間として今年から3、4学年の授業に外国語活動が含まれることから、小学校においては2人の指導助手を増員した。
7人は2校~7校を掛け持ちし、英語授業のサポートを行うほか、英語弁論大会や市ストーリーテリングコンテストなどでも指導や支援、審査員などを行う。
委嘱状を交付されたのは次の皆さん。(敬称略、一人は欠席)
サイェッド・シュエイブ(継続、カナダ)▽スカオスキ・ティファニー(同、アメリカ)▽ラ・クリスティーン(同)▽デルカ・アシュリー(新規、アメリカ)▽ヘッドランド・キアナ(同)▽スカランジェラ・アレクサンドラ(同)▽レストゥール・ブラッドリー(継続、アメリカ)