台湾交流「一生の宝物」/下地中
10人が体験報告
下地中学校(砂川勝昭校長)は29日、第17回台湾国際交流報告会を同校で行った。交流事業に参加した10人の生徒が、台湾でのホストファミリーや漢口国民中学校の生徒たちとの交流、異国での体験や感想などを一人一人が発表した。
根間友麗君は「パートナーと過ごした日々や国際交流で体験したこと、学んだことは一生の宝物で大切な思い出になった。交流で学んだことを後輩たちにも伝えきたい」と話して参加したことを喜び感謝した。
宮國乃愛さんは「一番学んだことは会話は大事だということ。パートナーを宮古島で受け入れた時は、初対面で気まずく二言三言で話が切れてしまった。台湾を訪問した際には、その時できなかった会話が弾み楽しく過ごせた。言葉が違っても思いが伝われば、また伝えようという気持ちがあれば楽しくコミュニケーションが取れると感じた」と話した。
交流団の団長として参加した砂川校長は「英語を母国語としない国同士の交流に大きな意義がある。使い慣れてない英語を駆使して、対等の立場で互いの文化などについて理解しようとすることで気持ちの交流ができる。今年参加した皆さんが将来、国際人として活躍することを期待する」と述べた。
この交流事業は今月9日から14日まで5泊6日で行われた。