政治・行政
2018年9月1日(土)8:56
耕作放棄地解消でパト/市農業委など
遊休農地の実態把握
2018年度耕作放棄地解消活動及び農地無断転用防止活動農地パトロールの出発式が31日、市役所上野庁舎玄関前で行われた。市農業委員、農政課の職員ら約50人が5台の車両に分乗し、一日かけて宮古島、伊良部島などを回り、遊休農地の実態把握と発生防止、農地の違反転用発生防止対策等について重点的に取り組むパトロールを実施した。
出発式で、同農業委員会の長濱国博会長代理が「暑いので体調に十分気を付けて、パトロールしよう」と参加者ら全員で「ガンバロー三唱」した。
同委員会の芳山辰巳会長は「農地は一度、農地以外に転用されると元に戻すことが極めて難しい。無秩序な転用を防止し、農地制度に基づいて転用することの周知と違反の未然防止を呼び掛けていこう」とあいさつした。
このパトロールは農地法の目的に鑑み毎年、全国統一的に期間(8~11月)を定め、農地パトロールを実施している。この日のパトロールもこの一環として実施された。