産業・経済
2018年9月7日(金)8:58
トンガからの研修生が視察/東京農大
農業開発プロジェクトの一環
東京農業大学国際農業開発学科研修などでJICA(国際開発機構)の支援でトンガ王国から農業開発プロジェクトの一環で訪れている研修生3人と、東京農大の関係者ら4人の合わせて7人が6日、コーラルベジタブル(安慶名浩社長)を訪れ、宮古島産紫イモ(ちゅら恋紅)のペースト冷凍製造過程などを視察した。
コーディネートした同ペースト販売元の南国食楽Zuの豊見山貴仁さんが、製造工程や搬入などの説明をした。
安慶名社長は「イモ自体は植物検疫の関係で輸出できない。ここで加工して輸出している。海外や日本本土が主な輸出先で、香港には約65㌧の冷凍ペーストを輸出している。ちゅら恋紅は色が鮮やかで、きめが細かく、香港では極めて人気が高い」と説明した。
研修生からは「ペーストにする際の歩留まりは」「需要は増えているのか」などの質問が出ていた。
コーラルベジタブルでの視察の後、城辺の紫イモのほ場も見学した。