11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
産業・経済
2018年9月8日(土)9:00

モズク養殖場を追加/池間漁協

特定漁業権を新規取得
大橋たもとで年末から


池間島での新規のモズク養殖は左側の海域で行われる=7日、池間大橋から

池間島での新規のモズク養殖は左側の海域で行われる=7日、池間大橋から

 モズク養殖などができる特定区画漁業権が8月で満了し、今月1日付で新たな免許に更新された。県知事から3漁協(伊良部、宮古島、池間)に免許が交付される。免許期間は5年間。新規の免許取得は2件あり、そのうちの一つは池間漁協(与那嶺大組合長)が池間漁港地先で取得したモズクひび建て式養殖業。沖縄産のモズクの需要の伸びを背景に、宮古全体のモズクの増産が期待されている。


 特定漁業権は、岸から近い海域で特定の漁業を営む権利の一種。各区域とも緯度・経度で表示される。

 今回の新たな免許更新では、宮古島漁協(儀保正司組合長)が既存のモズクひび建て式養殖業など24件。面積拡大の変更で大浦湾のヒトエグサひび建て式養殖業など3件。新規は下地のサニツ浜西側地先のヒトエグサひび建て式養殖業1件。

 伊良部漁協(漢那一浩組合長)が既存のモズクひび建て式養殖業など5件となっている。

 池間漁協が既存のモズクひび建て式養殖業など2件、新規のモズクひび建て式養殖業1件。新規は地元で「トゥイヤー」と呼ばれる海岸の前方で、池間大橋を渡って池間島に向かう場合は大橋左側の海域。
 与那嶺組合長は「新しいモズク養殖場での養殖は年末から始まる。今回は試験的な養殖だが、本格的な養殖に向け研究を重ねて取り組む」と意欲を見せる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!