宮古圏域 高齢化率24・8%
県内最高「超高齢社会」
県高齢者福祉介護課はこのほど、県内の高齢化状況(2017年10月1日現在)をまとめた。それによると、宮古圏域(宮古島市と多良間村)の65歳以上は1万3804人で、総人口(5万5600人)に占める割合は24・8%となり、県内五つの圏域の中で最も高く、「超高齢社会」となっている。
宮古圏域の高齢化率は、県全体の20・5%を大幅に上回っているほか、高齢者単身世帯も4192世帯と、総人口がほぼ同規模の八重山圏域の3666世帯に比べ多くなっている。
高齢化率を圏域別にみると▽北部24・3%▽中部19・6%▽南部20・3%▽宮古24・8%▽八重山20・0%-。
県の高齢化の状況は、各市町村から報告のあった住民基本台帳のデータに基づく数値を圏域ごとにまとめたもの。
一方、宮古島市がまとめた同市の100歳以上の高齢者(今年8月2日現在)は56人(男性7人、女性49人)で地区別では平良が最も多く24人(男性3人、女性21人)。以下▽城辺12人(同2人、同10人)▽下地8人(同1人、同7人)▽伊良部7人(同0人、同7人)▽上野5人(同1人、同4人)-。70~99歳の高齢者は全体で1万84人(男性4375人、女性5709人)。