【特集】第9回クイチャーフェスティバル2010写真特集
ぶどぅれクイチャー、大地踏みしめ「ヒヤサッサ」
産業まつりと「コラボレーション」 第9回クイチャーフェスティバル2010写真特集
「第9回クイチャーフェスティバル2010~ずならどぅ ずなら~」が5日、宮古の産業まつりが開催されている宮古島市熱帯植物園で行われた。
各地域で継承されてきた伝統のクイチャーをはじめ創作部門、方言の替え歌など各出演団体が練習の成果を披露。
クイチャーの継承と発展を誓いながら力強く大地を踏みしめた。
審査の結果、プカラス賞は新羅、パニパニ賞は男塾武-Doo、アパラギ賞はマブハイダンスグループが受賞した。
活動の成果実り初受賞/アパラギ賞 マブハイダンスグループ マブハイダンスグループが結成3年目で初めてアパラギ賞を受賞した。グループ代表の砂川ジュディさんは大喜び。「うれしい。みんなで一生懸命練習した成果。また来年も頑張りたい」と話した。 |
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同グループはフィリピンから宮古に移り住んだ23人の女性で構成されている。今年は9月から週2回のペースで練習を開始、フェスティバル1週間前になると毎日のように練習して踊りを磨いた。 フェスティバルでは黒を基調とした衣装で演舞。それぞれきらびやかな髪飾りも付けて優雅に踊り、審査員から高い評価を受けた。 |
表現力で観衆を魅了/プカラス賞 新羅 フェスティバルには必ず出場する新羅が圧巻の演技でプカラス賞を受賞した。豊かな表現力と高い技術で観衆を魅了、洗練された踊りで評価を得た。 |
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例年アップテンポの曲で豪快な演技を見せてきたが、今回は「古見の主」の曲に合わせて優雅に舞った。 下地悠夢代表は「今年は違った面を見せようと演技を作ってみた。曲調がゆっくりなだけに一人ひとりの動きをしっかり合わせることを重視した」などと話す。 「賞が取れるとは思わなかった」と言う下地代表だが、その演技力は高く評価された。 フェスティバル連続出場について下地代表は「下地暁さんや地域の皆さんへの恩返しであり、宮古の伝統芸能のかっこよさを若い人たちにPRもできる。これからも毎年出場していきたい」と話した。 |
伝統芸能を継承/パニパニ賞 男塾武-Doo パニパニ賞を受賞したのは「男塾 武-Doo」。威勢の良い掛け声と切れのある踊りで会場を沸かせた。 |
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メンバーは小学3年生から中学1年生までの人。エイサーや獅子舞など伝統芸能を学び、各種イベントで披露しているという。 リーダーの友利叶夢君(上野中1年)は「絶対に賞を取りたかった。パニパニ賞をもらえてうれしい」と笑顔で話した。 |
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