産業・経済
2018年9月12日(水)8:55
大物マグロを水揚げ/漁師の植田さん 総重量500キロ
宮古島漁協の魚競りで10日、「第八はるこ丸」(8・5㌧)の船長、植田弘一さんが1人で釣り上げた大物キハダマグロ匹などを上場した。総重量は約500㌔。大物はキロ単価900円前後で競り落とされた。
この日競りで扱った魚類の全総量は1㌧で、植田さんが全体の半分を占めた。腸などを取り除く前の大物キハダマグロは50㌔前後。
植田さんは宮古島の北方70~80㌔の洋上で操業。2泊3日かけて大物マグロと格闘する。
植田さんは昨年、重さ380㌔、体長2・6㍍の巨大ホンマグロ(クロマグロ)を水揚げして話題を集めた。宮古では過去最大級のホンマグロだった。
植田さんは「いつも魚市場の競りでは高値を期待している。今後とも仲買人にお願いしたい」と語った。