社会・全般
2018年9月14日(金)8:56
藤川氏に県知事表彰
救急医療貢献たたえる/市長が伝達
2018年度県救急医療関係功労者知事表彰伝達式が13日、市役所平良庁舎で行われた。受賞者の宮古島市休日夜間救急診療所長の藤川栄吉氏(77)に下地敏彦市長が賞状を手渡した。藤川氏は「最近はお年寄りの救急搬送が増えている。(対応へ)動ける間は頑張っていきたい」と話した。
藤川氏は多良間村出身。2003年4月から同診療所の所長に就任。開院時間の変更を進言したり、宮古病院の移転時には同診療所を病院内に併設するよう働き掛けを行ったりするなど、第1次医療と第2次医療の連携強化に15年間にわたり尽力した。
また、同診療所の所長を務めながら市内事業所の産業医としても活躍している。
今回の表彰は、長年にわたり救急医療に積極的に貢献し、県民の福祉の向上に尽くしたことを高く評価した。県知事職務代理者の富川盛武副知事が表彰した。
伝達した下地市長は「今後も市民が安心して暮らせる医療や救急体制充実の一翼を担っていただきたい」と期待した。