いつまでも元気で/平良地区敬老会
5604人の長寿祝福
宮古島市主催の平良地区敬老会が14日、マティダ市民劇場で開かれた。式典とアトラクションが行われ、あいさつや舞踊などで今年70歳となり敬老会に仲間入りする422人を含む男性2416人、女性3188人の計5604人の長寿を祝福するともに、末永い健康や幸多い暮らしを願った。
式典では主催者を代表して下地敏彦市長が「高齢化社会と言われる現代を、より活力ある住みよい社会にするためには皆さんがこれまで培ってきた豊富な知識と経験を生かし、積極的に社会参加していくことができる地域づくりが不可欠」との考えを示し、市に対するさらなる指導や協力を要請した。
来賓を代表して市議会の佐久本洋介議長は「市議会としては長年、地域社会に貢献してきた皆さんに、宮古島で生まれ、暮らして良かったと言われるような街作りのために全力を傾注していきたい」と語った。
敬老会参加者を代表して、新70歳の花城千枝子さんが「日々の健康に留意し、『凡事はできる限り自分自身で』をモットーに、家族を愛し、世の中のおかげで今の自分があることを念頭に置き、高齢者と言われる私たちに少しでもできることを実行して、社会に役立てるよう努めていきたい」との思いを述べた。
アトラクションでは東保育所の園児による踊りや、かきのはな民謡研究所のメンバーによる民謡ショーなどで参加者の長寿を祝った。
平良地区の敬老会員のうち100歳以上は男性3人、女性19人の22人で、最高齢は104歳。