みやこ福祉会が受賞/障がい者雇用優良表彰式
優秀勤労者で崎山、宮国さんらも
【那覇支社】障がい者雇用優良事業所等表彰式(県主催)が14日、浦添市で開催され、宮古関係では社会福祉法人みやこ福祉会(伊志嶺博司理事長)が優良事業所として、崎山朝和さん(イオン琉球マックスバリュ宮古西里店)と宮国秀昭さん(宮の華)の2人が優秀勤労者として、高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長努力賞を獲得した。障がい者雇用支援月間ポスター原画部門では、宮古出身の垣花瑛蓮さん(県立沖縄ろう学校小学部4年)が同奨励賞に輝いた。
この表彰式は、障がい者雇用支援月間(9月1日~30日)に合わせ、県内で積極的に障がい者を雇用した事業所や、模範的な職業人として長期勤続している障がい者を称えるもの。今回は、優良事業所として糸満市の社会福祉法人以和貴会が県知事表彰に、読谷村の沖縄ハム総合食品が高齢・障がい・求職者雇用支援機構理事長表彰となった。
表彰式後、みやこ福祉会の伊志嶺理事長は「2010年に障がい者人からスタートし、最低賃金を守った給与体系で8年目になる。現在は19人まで増えているのが評価されたのかなと思う。非常に良かった。ありがとうございます」と、喜びを語った。
崎山さんは「仕事は来年で15年目になり、和気あいあいとやっている。沖縄(本島)では、障がい者の雇用機会が広いが、宮古ではまだ少ないかなと思う。後輩のため、施設などで体験談などもやっていければ」と意気込みを語った。
宮国さんは「仕事は酒造り。人数も少ないが、楽しく仕事をしている。まさか自分が受賞するとは思わなかったので変な気持ち」と笑顔を見せた。
ポスター原画部門の垣花さんの作品名は「警察官になりたい私」。凛々しい女性警察官が描かれた作品となっている。表彰を受け、垣花さんは「一生懸命に描いた。賞をもらえてうれしい」と、満面の笑みで語った。