県全体で1179人/百歳以上
宮古54人、多良間3人
【那覇支社】県は14日、百歳以上長寿者の市町村別人数を発表した。県全体の百歳以上長寿者は昨年から17人増えて1179人(男性137人、女性1042人)で、宮古島市は54人(男性9人、女性45人)、多良間村は3人(男性1人、女性2人)だった。県内最高齢者は読谷村の我如古カメさん(113歳)で、宮古島市の宮國カマドさん(109歳)は県内12位の長寿となった。
新しく百歳になった長寿者は、県全体で399人。このうち男性は48人、女性は351人だった。宮古島市で新たに百歳となったのは18人(男性4人、女性人)。多良間村で新たに百歳となった長寿者はいなかった。
百歳以上の長寿者は、復帰直後の1973年は県内で28人、全国では495人。県内では1988年に118人と初めて100人を突破し、その後も増加している。
人口10万人当たりの百歳以上長寿者数は、県内は1973年に2・81人、今年は81・70人と大幅に伸びた。ただ、都道府県別の順位は、1973年から2009年まで沖縄がトップを維持したが、15年、16年は15位まで後退。その後は、やや順位を上げ、今年は11位となった。