池間さんが最優秀/深夜はいかい防止ポスター地区審査会
深夜はいかい防止ポスター宮古島地区審査会(主催・宮古島署)が18日、同署で行われた。応募作品36点の中から、最優秀に池間新さん(砂川中1年)の作品が選ばれた。最優秀、優秀、優良の3作品は、11月に県警本部で行われる中央審査会に宮古島地区代表として出品される。
同署は7月2日から9月11日までの間、同署管内の小中高校を中心に「青少年の深夜はいかい防止」のポスターを募集した。
審査会に先立ち、宮古島署の前花勝彦署長は「深夜はいかいは非行の入口のような性格がある。このような審査会で啓発を図ることが大切なので、よろしく願いたい」とあいさつした。
2017年中、同署管内で不良行為で補導された少年は195人で、このうち、深夜はいかいで補導されたのは48人と、全体の約25%を占めた。県内では1万5425人でこのうち、深夜はいかいは9313人と全体の約6割を占めている。
深夜はいかいの延長線上で非行に走ったり、各種事件事故に巻き込まれる事案が後を絶たないことから、県警は例年、県と県教育庁と連携し、「青少年の深夜はいかい防止・未成年者飲酒防止一斉行動」に取り組んでいる。その一環として、同ポスターの募集を行い、深夜はいかいに関する県民の意識高揚を図っている。
入賞したのは次の通り。
最優秀賞=池間新(砂川中1年)▽優秀賞=長元あいり(北中2年)▽優良賞=與那覇ひなの(平良中1年)▽佳作=上地心陽(同)垣花芽吹(久松中3年)▽入選=伊計蘭菜(城辺中3年)饒平名利音(砂川中2年)下地仁南(佐良浜小3年)