滑走路で早朝ウオーク/空の日フェスタ
市民ら50人参加/「広くて気持ち良い」
9月の「空の日」・「空の旬間」に伴う宮古空港「空の日フェスタ」が22日、同空港で行われた。早朝午前6時30分からは、滑走路でランウェイウオークが行われ、参加した家族連れらが心地よい朝日と秋風を感じながら広々とした滑走路を歩き、気持ちを大空へ羽ばたかせた。
ランウェイウオークには、親子連れら市民約50人が参加。バスに乗って滑走路南側の端に移動し、誘導灯がともる滑走路をそれぞれのペースでゆっくりと歩いた。
広々とした全長2000メートルの滑走路に子供たちは大喜び。飛行機が日々離発着する滑走路に興味津々の様子で見入っていた。
川満祐君(伊良部小3年)は「滑走路を歩けてとても楽しい。想像していたよりも広くて歩いていて気持ち良かった」と笑顔で話した。
母親の恵利奈さんも「初めて滑走路を歩いたけどイメージしていたよりも広くて、地面も普通の道路と違ってデコボコしている。子供たちもいい体験ができて良かった」と述べた。
参加した市民は滑走路を歩きながら、360度見渡せる広大な景色を満喫した。
このイベントは、空に関心と航空業務への理解を深めることを目的に毎年開催している。