来年4月14日に開催/全日本トライアスロン宮古島大会
第35回の節目大会/定員1700人 来月から受付開始
宮古島トライアスロン実行委員会は25日、市中央公民館で総会を開き、第35回大会を来年4月14日に開催することを決めた。出場選手の定員は前回と同じ1700人。申し込み(インターネット)は10月1日に開始する。大会長の下地敏彦市長は「来年は第35回の節目の大会になる。一致協力して安全、安心な大会にしよう」と呼び掛けた。
大会は宮古島市などが主催する。競技内容は前回同様スイム3キロ、バイク157キロ、ラン42・195キロの計202・195キロ。午前7時にスタートする。
コースの変更はなく、スイムは下地与那覇の前浜に設置するコースを2周回する。バイクは伊良部大橋や池間大橋、来間大橋を含めて島を約1周半走る。ランは宮古島市陸上競技場を出発して城辺の保良を折り返す同競技場付設公認マラソンコースで実施する。
参加資格は大会当日で満19歳以上65歳までの健康な男女。スイム、バイク、ランの競技に経験を有し、これらを同時に行うトライアスロン大会に参加した実績がある者となっている。
出場の申し込みはインターネットが10月1日から11月30日、郵送は10月9日から11月2日の期間で受け付ける。参加費は4万円。
インターネットを使う場合は大会オフィシャルページか「TRI-X」(http://www.tri-x.jp/)から申し込む。郵送の場合は必要書類を同封し、MSPOエントリー宮古島デスク(〒206-0802 東京都稲城市東長沼2120の6 グランヴェルジェ104、電話042・370・7431)に申し込む。
関係する資料の請求先は宮古島トライアスロン実行委員会事務局(0980・73・1046)まで。
出場内定通知は12月下旬に本人宛て通知する。
総会では、これらの実施要項を決めたほか、第35回大会の予算(1億2200万円)や前回大会の事業報告と決算を審議し、それぞれ全会一致で認めた。
事業報告では、前回第34回大会の最終出場者が1572人で、完走率は80・8%に上ることを確認した。
下地市長は第34回大会を振り返り、「スイムを2周回にしたことが大きく、総じて評価は良かった」とした上で、「安全、安心な大会を目指し、今後も改善するところはしっかり改善していきたい」と述べた。
記念の第35回大会に向けては「記念誌を作り、私たちの足跡をしっかり残したいと思う。いろいろな企画など提案していただければ幸い」と話し、充実の大会運営に決意を込めた。