嘉手苅さんら8人表彰/社明運動作文コンテスト
宮古地区運動推進委
第68回社会を明るくする運動作文コンテストの表彰式(主催・宮古地区社会を明るくする運動推進委員会)が25日、平良地方合同庁舎で行われた。小学校の部で最優秀賞に輝いた南小6年の嘉手苅咲良さんら入賞者8人に賞状と副賞が贈られた。
表彰式では下地敏彦運動推進員委員長(代読)が「人と人とが助け合い力を合わせて犯罪や非行のない社会をみんなでつくっていこう。いつもの生活の中で感じたことをきっかけに自分に何ができるかを考え積極的に行動してほしい」と述べた。
最優秀賞の嘉手苅さんが作文を朗読し、テレビのニュースで親が幼いわが子を虐待して死に至らしめた事件に衝撃を受け、「女手一つで育ててくれた母の愛情を実感している」と話した。
また、パニパニパラダイスというグループで地域のイベントなどで、歌を歌ったり踊ったりして宮古島の良さをPRしていることを紹介。「この活動を通して、一人でも多くの人が幸せな気持ちになれるよう頑張りたい。自分のやるべきことをコツコツ続けたい」と話し支えてくれる母親に感謝した。
入賞者は次の皆さん。(敬称略)
【小学校の部】最優秀賞=嘉手苅咲良(南小6年)▽優秀賞=友利美月(鏡原小6年)
【中学校の部】最優秀賞=松川穂羽(砂川中3年)▽優秀賞=謝敷絵里(平良中2年)、久貝鈴華(同)▽入選=伊波佳音(平良中2年)、松川鈴(同)、橋本和佳(西辺中2年)