職業を探るヒントに
高校生が本土企業訪問へ/対象者説明会
宮古島地域雇用創造協議会の高校生を対象とした2018年度の「地域にない職種の企業への訪問・体験等」事業に参加する生徒と保護者向けの説明会が26日、宮古島商工会議所会議室で行われた。参加する親子が日程などについて説明を聞いたほか、生徒たちが本土企業訪問を前に意気込みを示した。
あいさつで、同協議会長の長濱政治副市長は「小さな離島で生活している皆さんにとってはこの事業はチャンス。とても良い経験ができると思うので体調に気をつけて頑張ってきてほしい」と激励した。
同事業は、職業に対する興味、意識を深めてもらい、将来の上級学校への進学や就職について考えるきっかけをつくることなどを目的に実施されている。
今年は宮古高校から19人、伊良部高校1人が参加する。
期間は11月12日から17日までの日程で、全日空や講談社、国土交通省、ソフトバンクなど8~10社の訪問を予定している。
説明会では事務局が事業の目的や、行程スケジュール、注意事項などを説明した。
参加する高校生は、企業訪問に向けてそれぞれ意気込みを示し、今回の経験を将来の職業選択に生かすことを誓った。