3受託業者JVを特定/県土木建築部
南団地建替基本設計プロポー
県土木建築部はこのほど、県営平良南団地(平良下里)建て替え基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザル(企画・提案)の受託業者に都市建築設計、都一級建築設計事務所、設備研究所共同企業体(JV)を特定した。近く、随意契約を交わす。業務上限額は3237万3000円(税抜き)。履行期間は2019年3月15日まで。
同団地は老朽化が進んでいることから現在の3、4階建て10棟で構成されている住棟(戸数174)を中・高層住宅3棟程度に集約して建て替える。
計画によると、建物は敷地面積2万527平方メートルに鉄筋コンクリート造り10階建て。総延床面積1万6293平方メートル程度を想定。総戸数は204。間取りは2DK、2LDK、3LDKの3タイプ。
施設内にエレベーターを整備するほか、屋外に1世帯1台程度の駐車場を確保する予定。配置計画など詳細は設計作業の中で決定する。
県土木建築部では、基本設計完了後、19年度に実施設計を行い、20年度から本体工事に着手する。
工事は3期に分けて段階的に進める計画で、約6年間程度の建設期間を見込んでいる。
予定工事費は36億2900万円(税抜き)。基本構想策定業務は外間建築設計事務所が担当する。
なお、建物の高層化に伴って創出した余剰地については、子育て支援施設や高齢者施設などを含め今後、検討作業を行い活用方法を決定する予定。