政治・行政
2018年10月1日(月)8:56
「弔い合戦になってしまった」/佐喜真宮古連合支部・下地市長
30日午後9時35分ごろ、テレビで玉城デニー氏の「当確」が報道されると、自民党宮古支部の事務所に訪れていた佐喜真淳氏の支持者らからは「信じられない」「本当に負けたの」など、驚きと落胆の声が聞かれた。
佐喜真氏を支援する「沖縄の未来をひらく県民の会」の宮古連合支部長の下地敏彦市長は「負けたことは驚きでしかないが、県民の民意なので真摯に受け止めたい」と述べた。
選挙戦については「やはり、前県知事の翁長さんの『弔い合戦』という位置付けになったことが難しかったと思う」との見解を示した。
玉城新知事に対しては「しっかりと県全体の振興発展、特に離島の振興については目配り、気配りをしてほしい」と訴えた。
また、県内の保守系9市長でつくる「チーム沖縄」の会長として、今回選挙の受け止めについては「辺野古の問題で国と激しく対立するのか、それとも折り合いをつけるのかで沖縄における施策は変わると思う。地方自治体の長としては地方自治体に対する支援策はこれまで通り、しっかり支援してもらえればありがたい」述べた。