「バンザイ三唱」で喜び
玉城選対本部宮古支部/県知事選
投票終了時間の午後8時、テレビのニュース速報で「玉城デニー氏当選確実」のテロップが流れると、玉城デニー選対本部宮古支部の事務所には多くの支持者が続々と駆け付け、故翁長雄志前知事の遺志を継ぐ玉城新知事誕生を祝い、全員で「バンザイ三唱」を行い喜びを分かち合った。
1社のテレビ局が早々に「当確」を発表したが、それを知らない支持者もいたため、別の局のニュースを見ていたところ、午後9時30分ごろ「当選確実」が発表されたことから「当確」を確信。握手をしたり抱き合ったりして喜び合った。
玉城選挙対策本部「平和・誇りある豊かさを!ひやみかちうまんちゅの会」宮古支部の亀濱玲子共同代表は玉城氏の当選について「翁長県政を継承するために負けられない選挙だった。県民の正しい判断を喜んでいるし、ほっとしている」。早いタイミングでの「当確」発表については「多くの県民が翁長県政の継承を望んだということだと思う」との考えを示した。
宮古での選挙戦では玉城氏の人柄や実績、政策を浸透させることに力を入れて取り組んだという。手応えについては「十分にあった」と振り返る。
辺野古新基地建設反対を掲げ当選したことついては「辺野古への基地建設を止めることが沖縄全体のありようを問うことにつながる。これは先島の防衛配備も含め、住民合意のない基地建設の進め方は認められないということを示している。宮古のことをデニーさんと一緒になって考え、一緒に仕事をしていけるものと期待している」と語った。
離島振興に関しては「ガソリン価格や航空運賃、農作物輸送費の負担軽減などデニーさんは政策で具体的に掲げている。それらを一緒になって進めていきたい」との思いを述べた。