11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
教育・文化 社会・全般
2018年10月3日(水)8:55

税金無くなると困る

平一小で「租税教室」/沖縄宮古法人会青年部会


友利さんが税の役割や仕組みなどを分かりやすく説明した「租税教室」=2日、平良第一小

友利さんが税の役割や仕組みなどを分かりやすく説明した「租税教室」=2日、平良第一小

 沖縄宮古法人会青年部会は2日、平良第一小6年生90人を対象にした「租税教室」を同校で開いた。同部会理事の友利博明さんが講師となり、税金が毎日の生活の中でどのように役立っているのかを、DVDやクイズなどで分かりやすく教えた。

 友利さんは税金が無くなると▽ごみは回収されずに散らかり放題▽火事の時や病気になったら大変▽犯罪や交通事故が増える-などと説明。「税金は国や県、市町村などがいろいろなサービスを行うために必要な費用を、国民が出し合うもの」と、その仕組みを紹介した。

 伊良部大橋やJTAドーム、宮古病院など、税金でつくられた公共施設をスライドで見せ「みんなで良い社会を創るためにも税金は必要」「豊かで夢のある社会を創るために、税金は大事にしなければいけない」などと呼び掛けた。

 「授業料や教科書も無料なので、お金をかけずに学校に行ける。これも税金のおかげ」と友利さん。教科書の裏表紙に書いてある「この教科書は、これからの日本を背負う皆さんへの期待をこめ、国民の税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう」との文言を紹介し、税は身近なところで使われていることを実感させた。

 友利さんはまた、人頭税石の模型や税金クイズで興味を引いたほか、かばんの中から1億円のレプリカを出して児童たちの目をくぎ付けにした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!