犯罪のない社会実現を
宮古島署など/地域安全運動出発式
2018年全国地域安全運動宮古島地区出発式(主催・宮古島署、宮古島地区防犯協会)が3日、「みんなでつくろう 安心の街」をスローガンに、宮古島署で行われた。同運動・全国暴力団追放運動ポスター・標語の宮古地区入選者16人の表彰と、宮古郵便局へ「宮古かぎすま見守り隊」の委嘱状交付も行われた。この運動は関係機関・団体と警察の連携を一層密にし、犯罪のない安全、安心な地域社会を実現することなどを目的に行われている。
出発式で宮古島署の前花勝彦署長は「この機会に、地域の皆さんには防犯活動や少年問題に関心を高めてほしい」とあいさつした。
宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長は「警察、関係機関や防犯ボランティアらが手を携え『自分たちの地域は、自分たちで守る』という防犯意識を強化してほしい」と述べた。
来賓として出席した下地敏彦市長と県宮古事務所の稲福具実所長が運動に向けそれぞれ、あいさつした。
下地市長は「宮古島市としても宮古島署、宮古島地区防犯協会並びに各関係機関と連携を密にし、地域安全運動に取り組む」と述べた。
地区防犯協会の狩俣勝成副会長が「地域ぐるみで、ちゅらさん運動を実践し、全ての人々がウムヤス・カギスマで魅力あふれる宮古圏域づくりに努めることを宣言する」と力強く宣言文を読み上げた。閉会後、パトカーを先頭に、青色回転灯車によるパレードに出発した。
全国地域安全運動の期間は11~20日までで、11日は「安全・安心なまちづくりの日」としている。
期間中は宮古島署管内の小中学校で朝のあいさつ運動を実施するほか、大型店舗での万引き防止パトロールの実施などが予定されている。