肥料担ぎ走に大歓声/博愛の里上野まつり
芸能や抽選会など多彩
第11回博愛の里上野まつり(主催・博愛の里上野地域づくり協議会)が7日、上野体育館とその周辺で開催された。上野の6地域対抗のリレーや肥料担ぎ競争などのスポーツ競技や、伝統芸能の舞台発表、宮古そば早食い競争や抽選会など多彩な催しが行われ、参加した地域住民を大いに盛り上げた。
開会式では博愛の里上野地域づくり協議会の砂川巌会長が、同まつりは地域住民参加による相互の交流と活力ある地域づくりを図ることなどが目的であることを説明。「今後とも上野地域の活性化のために皆さんの協力、支援をお願いしたい」と呼び掛けた。
まつり午前の部では、子供たちの遊戯発表や中学生の部活対抗リレーが行われたほか、上野の6地域対抗の肥料担ぎ競争やリレーなどで競い合った。肥料担ぎ競争では出場選手が1袋の重さ20㌔の肥料を肩に担いで体育館内を1周走っては、次の走者に肥料を手渡し、ゴールを目指した。
午後の部では野原、宮国、新里の各民俗芸能保存会がそれぞれ十五夜マストゥリャー、宮国クイチャー、新里の棒振りを披露。上野出身の真也ようこさんによる歌謡ショーや、男塾武-Dooによる太鼓演舞なども行われた。
来場者参加イベントとしては宮古そば完食早食い競争、かき氷早食い競争、ビール早飲み競争が行われた。参加者には観客から激励の声援が贈られた。
3万円分の商品券争奪のクイズ&じゃんけん大会、大型テレビなどの家電製品や航空券、食事券、宮古牛といった協賛企業からの提供品などが当たる「お楽しみ大抽選会」も実施。抽選会当選者は砂川会長から笑顔で賞品を受け取った。
上野陸上競技場の特設土俵では中学生男子による角力大会も行われた。
昼食時には牛そば1000食とおにぎり300食が振る舞われた。