新会長に識名氏(与那原町議会議長)/県町村議会議長会総会
多良間村議会の森山議長も参加
【那覇支社】県町村議会議長会の定例総会が10日、那覇市内のホテルで開かれ、多良間村議会議長の森山実夫氏ら県内29の町村議会議長が出席した。総会では、任期満了に伴う正副会長選挙で、会長に与那原町議会議長の識名盛紀氏、副会長には竹富町議会議長の新田長男氏ら3氏が選出された。会長、副会長とも任期は2年。
新会長への就任に当たり、識名氏は「浅学不才な身だが、この議長会のさらなる発展を期するため、全力で取り組む。各議長や事務局職員の変わらぬ支援や協力を、心よりお願いしたい」と述べた。
総会には議案11件が提出された。正副会長を含む新理事10人が選任されたほか、監事の選任も行われ、大宜味村議会議長の平良嗣男氏と北谷町議会議長の亀谷長久氏の2氏が就任した。
また、県内30町村の議会議員と事務局職員など413人から集めた7月西日本豪雨災害の義援金など計120万円を、広島県や岡山県、愛媛県の各町村議会議長会を通して寄付したとの発表もあった。岡山県、広島県の両町村議会議長会から礼状が届けられたとの報告もされた。
そのほか、県町村議会議長会の17年度一般会計歳入歳出決算認定や特別会計収支決算認定も審議され、満場一致で承認した。
総会後、森山氏は「新しい役員体制の下、多良間村議会も県内の各町村議会と連携しながら、県の発展のために貢献していきたい」と話した。