環境・エコ
2018年10月11日(木)8:56
サシバの渡り本格化へ/飛来数調査
これまでに1195羽確認
宮古島に秋の訪れを告げる「寒露のタカ渡り」として知られるサシバ(タカ科)の本格的な渡りが始まっている。県自然保護課、市と宮古野鳥の会が8日から、市役所伊良部庁舎で実施している飛来数調査で、10日までに合わせて1195羽の飛来を観察した。
伊良部島では8日に59羽が飛来。9日は315羽、調査3日目の10日は821羽の飛来が確認された。(いずれも速報値)
昨年の調査期間中(2週間)では約8600羽、調査開始から3日間では1495羽の飛来が確認されている。
サシバは雄は全長約45センチ、雌は約50センチで、本州中部以南で繁殖し、越冬地の東南アジアなどに向かう途中で、宮古島などを中継地点として飛来し羽を休める。