県優良県産品に認定/海宝館「夜光貝ペンダント」
沖縄産業まつりに出品
【那覇支社】沖縄県優良県産品の2018年度推奨状交付式が11日、県庁で開催され、宮古地区からは城辺保良の海宝館(幸地博美社長)が出品した「夜光貝ペンダント」が優良県産品として認定された。同ペンダントなどは、19日から那覇市奥武山公園で開催される沖縄産業まつりに出品される。
交付式で、県商工労働部の伊集直哉産業雇用統括監は「推奨を受けられた皆さんは、日頃から新製品の開発や研究に取り組み、県産品の品質向上や販売促進に貢献されたことに敬意を表する」とあいさつした。
認定を受け、幸地社長は「2回目の推奨を受けて光栄に思う。今後も宮古の地域資源の夜光貝を活用しながら、日々精進して良い作品を作っていきたい」と語った。
県は、海宝館の夜光貝ペンダントについて「宮古島の澄み切ったコバルトブルーの海をイメージし、一つずつ真心を込めて手作りしている」と紹介。「他にはない光沢とつやの仕上り。県内では珍しい超音波技術を用いている」と高く評価している。
優良県産品制度は、優秀な県産品の需要拡大と品質向上を目的とするもので、推奨期間は3年間。今年度は県内31社の63品目を指定した。地域別では、那覇市6社、その他の沖縄本島22社、八重山地区2社、宮古地区1社だった。