伊良波さん全国3位/障害者スポーツ大会
サウンドテーブルテニスで
福井県で13日から15日に開催された第18回全国障害者スポーツ大会のサウンドテーブルテニス競技に宮古島から出場した伊良波克子さん(64)=伊良部=が出場ブロックで3位となり銅メダルを獲得した。伊良波さんは18日、宮古毎日新聞社を訪れ入賞を報告した。
同競技は、卓球の球の中に金属粒が入った転がると音が出るボールを使用し、音を頼りにテーブル上を転がるボールをラケットで打ち合うもの。
伊良波さんはもともとレクリエーションとして楽しんでいたが、2年ほど前から本格的に競技として取り組むようになった。宮古では伊良波さん以外に選手がいないため、那覇まで出掛けて練習を重ねてきた。
今回はこれまでの県大会での実績が評価され、全国大会に初出場。そこで3位を獲得した。
伊良波さんは「金メダルを狙っていたので3位は悔しい。もっとうまく打てると思っていたが、思うように打つことができなかった」と大会を振り返る。
ただ今回の経験で学ぶことも多かったという。「練習方法の違いが分かった。練習して次回こそ金メダルを目指したい」と来年へ向け意気込みを示した。