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教育・文化
2018年10月25日(木)8:56

沿岸航海実習へ出発/宮総実生徒

13人が「海邦丸五世」で


色とりどりの紙テープで保護者や後輩、関係者に見送られ航海に出発する実習生ら=24日、平良港

色とりどりの紙テープで保護者や後輩、関係者に見送られ航海に出発する実習生ら=24日、平良港

 宮古総合実業高校(平良淳校長)の海邦丸五世第5次沿岸航海出発式が24日、平良港で行われた。沿岸航海に出発したのは同校海洋科学科2年生で海洋技術類型の生徒6人と機関技術類型の7人の13人。20日間の航海で横浜港、神戸港などに寄港し、主要航路航海などの実習をする予定。

 出発式では実習に参加しない1年と3年の生徒が海邦丸スタンバイで見送った。出港時には保護者や関係者と実習生が、色とりどりの紙テープを交わした。

 出発式で大神宏哉教頭は「2年生には初めての長い航海。気を引き締めて技術と知識をしっかり吸収し、たくましく帰ってきてほしい」と実習生に呼び掛けた。

 海邦丸五世(総トン数499トン)の金城勝船長は「多くの実習生や乗組員が、限られた船内で生活をするので、周囲に対して優しく、思いやりの気持ちを持って行動してほしい」と生徒に実習の心構えなどを述べた。

 実習生を代表して海洋技術類型の根間舞乃さんが「初めてのことばかりで、戸惑ったり、怒られたりすることもたくさんあると思うが、20日後には成長した姿で帰ってきたいと思う」と意気込みを述べた。


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