南風原君(宮工1年)が全国大会へ/県高校新人体育大会
自転車競技で総合4位入賞
県高等学校新人体育大会の自転車競技がこのほど、大宜味村で行われ、宮古工業高校の南風原凜之介君(1年)が総合4位に入賞する活躍を見せた。11月の全九州高校新人大会と来年3月の全国高校選抜大会の出場権を獲得。25日、同校で報告会が開かれ、南風原君は「九州大会では最低でも完走して、できれば上位入賞を狙いたい。全国大会には今後練習メニューを考えて調整したい」と意気込みを語った。
同競技は1・7㌔タイムトライアル、200㍍タイムトライアル、50㌔ロードレースの3種目で行われ、合計ポイントによって総合順位を争った。南風原君は50㌔で3位、1・7㌔で4位、200㍍では10位に入り、総合で4位となった。
南風原君は「入学時は2年生で九州大会出場、3年生で全国大会出場を目標にしていた。こんなに早く達成できるとは」と笑顔で語った。
金城透校長は「日ごろの練習はもとより、保護者の協力のおかげだ。今回の記録を上回るように頑張ってもらいたい。県代表として誇りを持って挑んでほしい」と期待した。
中学1年生から自転車競技を本格的に始めて4年目。同校の自転車部の部員は南風原君のみのため、日ごろの練習は宮古高校と共同して行っている。