東男子が3連覇達成/全宮古小学陸上
女子は北2連覇/19校の代表児童が健脚競う
第29回全宮古小学校陸上競技大会(主催・宮古地区小学校体育連盟)が27日、市陸上競技場で行われた。この日は強い風が吹く悪条件だったが、19校の代表児童はトラック、フィールドの各種目で日ごろの練習の成果を競い合った。学校対抗の男子総合の部は東が3度目の3連覇を達成、女子は北が2連覇を飾った。
大会には3~6年生が出場した。3年生は60㍍走で競い、4年生は100㍍とボール投げで争った。
5、6年生は100㍍のほかボール投げや走り幅跳び、走り高跳びなどの種目で上位入賞を目指した。
選手層が厚い東は各種目でコンスタントに得点を稼いで優勝。2位南を1・5点差で振り切った。
東キャプテンの仲間拓輝君は「3連覇を狙っていたので、目標を達成できてとてもうれしいし、最高の思い出になった」と笑顔。後輩たちには「優勝を続けてほしい」と期待した。
一方の女子は北が安定感を発揮し、2位の西辺に12点の差を付けて2年連続の優勝を決めた。
キャプテンのゴメスデソウザヴィトーリア奈菜さんは「チームプレーがとても良かった」と全員でつかんだ優勝を強調し、「来年も後輩たちが頑張ってくれると思う」と話した。
個人種目での記録更新はなかったが、3年女子60㍍走ではオープン参加の県大会で優勝している西辺の砂川うたさんが宮古記録を狙って出走。2・5㍍の強い向かい風を受けて記録更新こそならなかったが、9秒9(宮古記録は9秒5)の好タイムで走った。
砂川さんは「宮古記録は出なかったけど、頑張って走れたので良かった」と満足そう。「来年は100㍍で記録をつくり、県大会でも優勝したい」と話した。
学校対抗団体戦の順位は次の通り。
【男子】①東②南③下地④北⑤鏡原⑥上野
【女子】①北②西辺③上野④久松⑤南⑥鏡原