たまご家おかん連覇/うまむぬ杯
島豆腐スープカレー好評
宮古島ならではのB級グルメ開発と普及を狙う「宮古島うまむぬ杯」の審査結果が28日発表され、「たまご家おかん」の「和風島豆腐スープカレー」がグランプリに当たる宮古島市長賞を受賞した。前回に続き2年連続の最高賞。表彰式が同日開かれ、グランプリと準グランプリ受賞店舗に賞状と副賞が贈られた。
「宮古島うまむぬ杯」は宮古島調理師会(奥平幸司会長)と宮古島BBcomを発刊するりっぷる(福原恵津子社長)が主催。今年2回目の開催で、今回は宮古島産の島豆腐(ゆし豆腐含む)が指定食材だった。
審査はBBcomに掲載された料理を読者が賞味するというもの。店舗での直接投票とQRコードから投票する方法で行われた。
この結果、グランプリはたまご家おかん、準グランプリの宮古島商工会議所会頭賞は「和パスタ 笑伊和囲(わいわい)」の「トロトロ焦がしチーズの冷製パスタ」、同宮古島観光協会会長賞は、「居酒屋とんとん」の「スンドゥブ」がそれぞれ受賞した。
表彰式は28日午後、産業まつり会場のJTAドーム宮古島で行われ、下地敏彦市長らが表彰と副賞を手渡して受賞をたたえた。
下地市長は「このイベントを通してまた一つ新しいメニューが生まれた」と事業成果を喜び、産業まつりの来場者に「ぜひ、今回の受賞作品を味わって広めてほしい」と呼び掛けた。
グランプリに輝いたたまご家おかんの神原紀美代さんは「皆さんの応援とお客さんのおかげです」と来場者に感謝した。新メニューの開発は「試行錯誤の連続でした。北海道の方など多くの方の意見を聞きながら工夫した。一番悩んだのは豆腐の大きさ。大きな豆腐にしたことでインパクトが出たと思う」とうまむぬ杯連覇のメニューを誇った。