「みやこ下地島空港ターミナル」に/施設名称が決定
親しみやすさで命名/三菱地所 第二空の玄関口表す
下地島エアポートマネジメントは31日、三菱地所が整備を進めていて2019年3月30日に開業する下地島空港旅客ターミナル施設の名称が「みやこ下地島空港ターミナル」に決定したと発表。施設のロゴや入居する店舗なども公表した。
ターミナル施設の名称について下地島エアポートマネジメントは、「宮古空港に次ぐ宮古の第二の空の玄関口という意味を込め、親しみやすい、『みやこ下地島空港ターミナル』とした」と説明する。
施設のロゴは宮古島のデザイン事務所「デザイン マッチ」(下地真千子オーナー)が中心となって創作。宮古の美しい海と生きたサンゴをモチーフとして、将来への継承の思いが込められているという。
施設内には飲食店のほか、食品や酒類、雑貨などを販売する物販店舗、免税店が入居する。飲食店の運営者には宮古島でもホテルなどを展開し、地元食材を使用したメニューを提供している沖縄UDSを選定。保安検査を通過した乗客が利用するラウンジ棟と、飛行機に搭乗しない人も利用できるチェックイン棟にカフェなどを開設し、地元食材などを使った料理、軽食、ドリンクなどを提供する。
下地島エアポートマネジメントは10月15日、県庁で会見を開き、下地島空港旅客ターミナル施設の開業日が19年3月30日に決定したこと、ジェットスター・ジャパンが成田便を1日1往復就航させることを発表。国際線に関しては台湾、香港、韓国を就航先として交渉を進めていると説明した。