今月末で貸出終了/平良図書館
未来創造セ移転準備で
2019年7月供用開始予定の市未来創造センターへの移転準備のため、平良図書館では書籍貸出など新聞閲覧を除く全てのサービスが11月30日で終了し、12月1日から休館となる。休館後、貸出書籍の返却は図書館前に設置している返却ボックスで受け付ける。
11月30日で終了するサービスは、平良図書館所蔵の書籍や資料の貸出、予約・リクエスト、レファレンス(調べもの相談)、団体貸出、おはなし会、移動図書館、コピー。新聞閲覧は月曜日から金曜日の午前10時から午後5時まで、当日の新聞に限り閲覧できる。土・日曜日分は月曜日に閲覧できる。
12月1日以降、同図書館では未返却図書がないかの確認や蔵書点検を行った後、所蔵する8万8791冊の書籍を分野ごとに分類し箱詰めを実施。それが終了すれば未来創造センター用に新規購入している約3万冊の書籍の分類と箱詰め作業を行う。
未来創造センターの施設は3月末完成予定なので、それまでに分類、箱詰め作業の完了を目指す。
4月からは箱詰め作業を終えた書籍と、18年5月に閉館し城辺図書館と市役所城辺庁舎で保管されている平良図書館北分館が所蔵していた書籍や資料を未来創造センターへ搬入する作業に着手。6月までに終了させたい考え。
城辺図書館は未来創造センター開館後も閉館することなく、業務を継続する。
平良図書館の湧川博昭館長は「休館に伴い市民へのサービスは停止となることに理解と協力をお願いしたい。未来創造センター開館後にトラブルが生じて市民に迷惑がかかるようなことのないように、完璧な準備を進めていきたい」と語った。