候補者に市体協選定/宮古島市
体育5施設の指定管理で
宮古島市指定管理者候補者選定委員会がこのほど開かれ、市総合体育館など市の体育5施設を管理・運営する指定管理候補者に市体育協会(長濱博文会長)を選定した。選定の結果は市議会の12月定例会に上程される。議決が得られれば正式な指定管理者となり、来年4月1日から体育5施設の管理・運営に当たる。
市の体育5施設の指定管理をめぐっては、市教委が公募によらない方法で指定の準備を進めてきた。
従って29日に開かれた指定管理者候補者選定委員会でプレゼンを行ったのは市体協のみ。運営方針を含む事業計画等を説明した。
審査の結果、市体協を指定管理候補者に選定。これにより、市議会の12月定例会に候補者として上程されることが決まった。
議決が得られれば正式な指定管理者となり、▽市総合体育館▽市陸上競技場▽市民球場▽市多目的前福運動場▽市多目的屋内運動場-を管理・運営する。
市体協は23日、一般社団法人設立社員総会を開いて候補団体としての体制を整えた。来年4月には名称を市スポーツ協会に改めることも決し、体育施設の指定管理に備えている。
指定管理者制度は、公共の施設を民間が管理するもの。導入によって管理・運営コストの低減や民間管理に伴う住民サービスの向上などが期待される。