カツオさばきに挑戦/県離島体験交流促進事業
伊良部民泊に児童48人
県の離島体験交流促進事業(離島版)が2日から伊良部島で始まった。県内の離島から子どもたちが参加し、初日はカツオとキハダマグロさばきに挑戦した。
参加しているのは伊江島の伊江小5年12人、南大東島の南大東小5年21人、西表島の大原小5年7人、与那国島の与那国小5年8人の計48人と4校を合わせた引率教諭4人の計52人。
2泊3日の民泊で島の良さを再認識し、ふるさとへの誇りを育み、将来のUターンにつなげることを目的に実施されている。
伊良部漁協2階で行われた入島式では、各校の児童がふるさとの名所や特産品を紹介し「とても良い所なので、遊びに来てください」とPRした。
魚さばき体験では、漁師の伊良波淳世さん(68)が手際よく解体を披露。児童たちは、包丁を手にゆっくりさばいた。
伊江小の高材源さんは「伊良部観光で美しい自然を楽しみたい」、南大東小の内里美音さんは「新しい友だちと楽しく過ごしたい」と意気込んだ。
大原小の多宇志琉君は「魚さばきが出来てうれしい」と感想を話した。与那国小の真地希海さんは「大きなマングローブガザミを取りたい」と意欲を見せた。
初日の夕食は、ソーキ汁を味わった。
2日目の3日は、マングローブガザミ漁を体験し、振り返り作文を書く。