05/03
2025
Sat
旧暦:4月6日 先負 壬 
産業・経済
2018年11月4日(日)8:59

「関係者の皆さんに感謝」

県功労者の邊土名さん


県功労者表彰を受賞した邊土名豊一さん(中央)と妻のトシ子さん(右)、下地敏彦市長(左)=3日、那覇市

県功労者表彰を受賞した邊土名豊一さん(中央)と妻のトシ子さん(右)、下地敏彦市長(左)=3日、那覇市

 【那覇支社】県内各分野の発展に大きく貢献した功労者をたたえる「2018年度県功労者」の表彰式が3日、那覇市内のホテルで開催された。宮古島市の邊土名豊一さん(79)=平良島尻=を含む県内10人が受賞し、玉城デニー知事から表彰状が手渡された。邊土名さんは「長年苦楽を共にしてきた関係者の皆さんに感謝したい」と喜びを語った。


 同表彰は1973年度の創設で、今年度で46回目。これまでに、今回を含めて484人が表彰されている。邊土名さんは、サトウキビやマンゴーの生産振興への貢献や土地改良事業等を活用した生産基盤の整備、農業担い手の育成などが高く評価され、農林水産部門での受賞となった。

 邊土名さんは「行政機関の支援や、地元住民の団結力、大きな力で後押しをしてくれた在沖島尻郷友会などの協力がなければ整備は進まなかった。この賞に導いてくれた関係者を代表していただけた賞だと思っている」と感謝を述べた。

 今後については「引き続き、若い人たちの育成に努めたい。(若者には)地域を大切に思い、互いの信頼関係を築いて島尻と宮古島の発展のために頑張ってほしい」と語った。

 表彰式に出席した下地敏彦宮古島市長は「宮古農業の質の高さが認められてうれしく思っている。今後も後進の指導にあたってもらいたい」と激励した。

 玉城知事は式辞で「それぞれの分野で献身的に尽力し、活躍してこられた。皆さんの輝かしい功績は県民が等しく認めるところであり、沖縄の将来を担う若い世代の模範だ。県民を代表して感謝する」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!