下地、新城氏に勲章/秋の叙勲 知事が伝達
【那覇支社】2018年秋の叙勲・危険業務従事者叙勲の伝達式が7日、那覇市の知事公舎で行われ、地方自治や消防の分野で功績があった県内11人が受章した。宮古関係では、地方自治功労で元宮古島市議会議員の下地明氏(76)=旭日双光章=と新城元吉氏(77)=同=に、玉城デニー知事から勲記や勲章が手渡された。
玉城知事は「今日の沖縄県の発展は、各分野の第一線で常に精励され優れた業績を上げられた皆さんの尽力のたまものであり、功績が認められたことは県民の大きな誇り」と長年の功績をたたえた。
受章者を代表して下地氏が「各分野の向上発展に功績があったと評価され、身に余る光栄で感激している。今後とも叙勲の栄誉に恥じぬよう地域発展のために微力を尽していきたい」と述べた。
叙勲の伝達を受け、新城氏は「地域の皆さんの支援と支持のおかげで、長い間、議員生活を送ることができた。改めて感謝したい。今後は若者の指標となれるような生き方をしたい」と話した。
下地氏は1941(昭和16)年11月20日生まれ。城辺長間在。98年に旧城辺町議会議員に初当選し2期7年、2005年に宮古島市議会議員に初当選し3期12年務めた。09年から11年には市議会議長に就任。
新城氏は1941(昭和16)年10月24日生まれ。城辺新城在。神奈川大学卒。88年に旧城辺町議会議員に初当選し5期17年、09年に宮古島市議会議員に初当選し2期8年務めた。