11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
社会・全般
2018年11月9日(金)8:57

捕獲した魚めぐり攻防/ミサゴとカラスが「地上戦」

魚をつかんだミサゴ(左)に威嚇・攻撃に出たハシブトガラス=伊良部(編集部・伊良波彌記者)

魚をつかんだミサゴ(左)に威嚇・攻撃に出たハシブトガラス=伊良部(編集部・伊良波彌記者)

 海魚の体をかぎ爪で突き刺したミサゴ(タカ科)がハシブトガラス(カラス科)に威嚇・攻撃される光景がこのほど、伊良部で確認された。畑に着地したミサゴは魚を捕まえた状態で飛び上がり、危機を脱して飛び去った。

 伊良部島の入り江の一区域はカラス2羽の縄張り。その縄張りにミサゴは侵入し、水面下に泳ぐ魚を発見した。

 ミサゴはゆっくり旋回し、空中で静止するように飛び、魚めがけて垂直に急降下。見事にかぎ爪で突き刺して舞い上がった。鮮やかな一瞬だった。

 カラス2羽は、海のハンターと称されるミサゴの身勝手な侵入と振る舞いを目撃し威嚇・攻撃の行動に出た。カラスは魚を奪取する戦法だ。

 2種とも空中で得意な技を展開。カラスは威嚇・攻撃でミサゴを追い回した。ミサゴは急旋回でカラスの一撃を交わし、近くの畑に降りた。カラスは地上戦に切り替えた様子だった。だが、ミサゴの反撃はなかった。ミサゴは優れた飛翔力で飛び上がり、魚をつかんだまま遠くへ逃げ切った。

 2種を比べると、ミサゴが全長60センチ、ハシブトガラス全長57センチ、翼を広げるとミサゴ150センチ、ハシブトガラス100センチ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!