上位入賞目指し一丸/県民体育大会
宮古代表選手が結団式
第70回県民体育大会に出場する宮古代表選手団の結団式が9日、平良の富名腰公民館で開かれた。各競技の選手が参加し、上位入賞を目指して一丸。選手団を代表して軟式野球監督の前川良さんは「優勝して宮古島市に貢献したい」と決意を話した。県民大会は24、25両日をメインに那覇市や浦添市、糸満市などで開催される。
県民体育大会の実施競技は陸上競技やサッカー、バレーボール、バスケットボール、軟式野球、柔道、剣道、ボウリングなど。それぞれ上位入賞を目指す。
結団式では、市体育協会の西里太志理事長が選手団を紹介した後、長濱博文会長が卓球の伊志嶺圭司さんに団旗を手渡した。
その上で長濱会長は「皆さんは厳しい戦いを勝ち抜いて選抜された。宮古島市の選手としてふさわしい活躍を期待している」と激励した。また、「チームと個人の栄光を勝ち取り、市民の期待に応えよう」と奮起を促した。体協の顧問を務める下地敏彦市長は「常に上を目指すという気持ちを忘れないでほしい」と強調。「体育協会は来年、スポーツ協会に名称が変わる。新しい組織になることを契機に、各競技で具体的な目標を立てて選手の育成に努めることが大切だ」と要望した。
市議会の佐久本洋介議長は「皆さんの決意をひしひしと感じている。一つでも上にいこう。皆さんの頑張りは、市民に元気と感動を与える。子どもたちは夢をもらえる」と話しながら乾杯の音頭を取った。
選手団を代表して軟式野球監督の前川さんが「宮古島市は前回最下位だったので野球競技として優勝し、市の順位を一つでも上げられるよう全力で頑張りたい」と決意を話していた。
この後は、各競技団体の役員、選手が懇親を深めながら県民体育大会での上位入賞を誓い合った。