4コースで270人完走/多良間マラソン
仲間3度目V、塚本6連覇
【多良間】第21回たらま島一周マラソン大会(主催・同村、共催・同村体育協会)は11日、同村役場前を発着点とする四つのコースで行われた。最長のAコース(23・75㌔)は仲間正彦(34)=石垣市=が、1時間31分44秒のタイムで2年連続3度目の優勝。女子は塚本恭子(42)=多良間村=が、1時間54分30秒で6連覇を達成した。大会には275人が出場し、269人が完走した。完走率は98%。
3度目の優勝を果たした仲間は「(前を行く選手に)途中離された時はもう無理かなと思った。暑い中無理に走るのは危ないと思い、マイペースで走りゴールを目指した」と振り返った。
女子6連覇の塚本は「多良間島に移住して1年半。6連覇を応援する住民の声に答える事ができた。10連覇殿堂入りに向けて頑張りたい」と喜んだ。
大会のテーマは「楽しく走ろう歴史が見える多良間島」。参加者らは、自然や歴史を感じながらそれぞれのペースでゴールを目指した。沿道には大勢の村民のボランティアとして参加。飲み物を手渡したり、三線やパーランクーを使いながら声援を送ったりして、選手たちを後押しした。