人命救助ってすごい/防災フェア
消防体験に子供ワクワク
2018年の「防災フェア~親子消防体験~」が11日、市消防本部で開催された。会場には約1000人の親子が訪れ、同本部に配備されている各種車両の性能を学んだほか、レスキューや放水、救急救命など消防の活動を体験した。各種訓練体験を行った子どもたちからは「楽しかった」「将来消防士になりたい」などの感想が聞かれた。
この取り組みは、秋季火災予防運動の一環で、はしご車などの試乗体験や施設見学のほか、救助訓練体験、救急処置法を通して火災予防運動の普及と防火思想の高揚を図ることを目的に行われている。
フェアは午後1時に開場。会場では▽救助工作車など資機材展示▽煙体験コーナー▽放水体験▽救助訓練体験(ロープ渡り等)▽はしご車試乗-などが行われた。
このうち、ロープブリッジ渡過訓練を体験した上地凜旺君(4)は「少しドキドキしたけどとても楽しかった。将来は消防士になりたい」と笑顔で話した。
母親の涼子さんは「普段経験できないことなのできょうは良い体験ができた。子どもも喜んでいるので参加して良かった」と感想を述べた。
そのほか、救助体験のロープレスキューも大人気で、子供たちがロープで建物の高所から地上に移動すると、保護者たちから大きな拍手が送られ、子供たちも初めての体験を楽しんでいた。